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睡眠時無呼吸症候群の口腔内装置(OA)治療– いびき・無呼吸でお悩みの方へ –

スリープスプリント
専用のマウスピースで気道を確保し、無呼吸を改善

「寝ている間に息が止まっていると言われた」「いびきが大きいと家族に指摘された」そんな方は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。当院では、就寝時に装着する専用のマウスピース(スリープスプリント)で症状の軽減を図っています。

睡眠時無呼吸症候群とは?

睡眠中に何度も呼吸が止まってしまう病気で、日中の強い眠気や頭痛、高血圧・心疾患のリスクを高めることが知られています。特に、いびきが大きい方は要注意です。

森歯科クリニックのマウスピース(スリープスプリント)治療

森歯科クリニックでは呼吸器内科・耳鼻咽喉科と連携し、口腔内装置(OA)治療のためのマウスピース作製を行っています。

  • 睡眠中に下顎を持ち上げるよう保持し、偏桃体によって気道が塞がれないようにする
  • 歯と歯茎で固定するタイプの器具なので、歯並びが崩れない
  • オーダーメイドで一人ひとりの口に合わせて作製
  • 持ち運びもでき、旅行先でも使用可能
  • 軽度~中等度の無呼吸・いびきに適応

口腔内装置作製までの流れ

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呼吸器内科・耳鼻咽喉科で診察

まずは上記の科に通院してください。

ご希望の方は当院の連携している呼吸器内科をご紹介いたします。

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初診(紹介状をご持参ください)

無呼吸の方は、口腔内診査・歯周病の検査・レントゲン撮影(口腔内の確認、顎関節の確認、気道・アデノイドの確認 / 計3枚)を行います。

検査の結果、問題なく作製にできる方は、上下顎の お口の形取り(※)を行います。

(※)歯ブラシなどで嘔吐反射が強い方は、形取りの際にお伝えください。

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口腔内トラブルの治療

歯と歯茎で固定する装置のため、歯周病や虫歯の治療が完了しないと作製ができません。

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口腔内装置の作製

装置の作製には初診を含め、約2週間に一度通院してもらい、最低4回(1~2ヶ月程度)の通院が必要です。

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アフターケア(定期的な口腔内管理)

当院で口腔内装置を作製いただいた方は、

  • かかりつけの歯科医院がない方:3ヶ月に一度
  • かかりつけの歯科医院がある方:6ヶ月に一度

原則的に「口腔内装置の管理」および「歯周病・虫歯の予防のための口腔内管理」をさせていただいております。

よくあるご質問

マウスピース(スリープスプリント)をつけると苦しくないですか?

鼻呼吸ができると問題がありません。

保険は使えますか?

呼吸器内科等で「睡眠時無呼吸症候群」と診断され、そちらからの紹介状があれば保険適用となります。

ずっと使わなければいけませんか?

一生涯、お使いいただきます。

睡眠時無呼吸症候群が悪化するとどうなりますか?

重度になるとマウスピース(スリープスプリント)の使用だけでは治療ができなくなり、月々7万円ほどかかる 持続陽圧呼吸療法(CPAP)という治療法に移行します。呼吸器内科に通院ください。

いびきや日中の眠気が気になる方は、お気軽にご相談ください。

いびきや無呼吸は命に関わる場合もあります。気になる症状があれば、まずは一度ご相談ください。検査が必要な場合は連携の呼吸器内科をご紹介します。

院長

睡眠時無呼吸症候群は体重の増加(特に首回りへの脂肪の付着)と共に悪化しますので、生活習慣の改善をオススメします。高血圧・糖尿病・くも膜下出血・脳内出血を偶発する可能性が高い疾患です。早めに治療しましょう。